公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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第8回企業間フューチャーセンター

katuhiko0821-企業間FC

2012年 5月25日
第8回企業間フューチャーセンターに参加しました。

企業間フューチャーセンターLLPの一員でありながらスケジュールが合わず、第2回に続き、2回目の参加。

前回(第7回)は、「社会、企業間FC、ホールシステムアプローチの10年後のありたい姿」を探求。ダイアログを通じ、各自でシナリオ・プランニングをし、10年後のありたい姿をシェア(したらしい)。

今回(第8回)は、10年後のありたい姿を振り返った後に、10年後のありたい姿と企業間フューチャーセンターの結びつきを探求しました。

9:15- チェックイン

汐留の富士通総研さんに集まった企業間フューチャーセンターの仲間たち。
「最近、気になること」を紹介しながら、知っている仲間同士だけど自己紹介。
会社名や部門名、役職という肩書きではなく、「自分(が思っていること)を紹介する」と字の如く自己紹介。
「前回の企業間フューチャーセンターでチェックアウトする時、涙が出そうになった」「誰も正解を知らないまま、この場に集まっている」等々、いきなり、誰もが素直な気持ちを伝え始め、場が適度な緊張感と開放感に包まれ始めました。

10:00- 個々人の10年後のありたい姿のおさらい

前回のおさらい・・・。前回参加していない僕は、いきなり、みんなのシナリオをfacebookで確認することからスタート。

そこには、今の社会に蔓延している「不安」はなく、価値感を再定義することで、個々人が自ら考え、自ら動く世界が描かれていました。個々人が自ら考えて動ける背景には、「ツナガリによる信頼感」(関係性)がある気がしました。

各自で振り返った後、ペアになって、お互いに振り返った内容をシェア。みんなのoutputを通じて、あたかも自分のその場にいたような気分になりながら、「CHANGE」というキーワードが浮かんだと相手に紹介。相手は「SHARE」というキーワードをプレゼントしてくれました。

その後、4人一組になり、前回ペアだった方の振り返りを他己紹介の形式で紹介。他人事を自分事として受け止めながら、多様性ある集合知を自分事にしながら、みんなでシェア

11:00- 前回企業間フューチャーセンターのキーワードのシェアとグルーピング(前半)

前回(第7回)のフューチャーセンターでのoutputである約100個のキーワードから、気になるキーワードを抽出。各自が3つのシールを持ち、気になるキーワードに投票。
投票結果は、ランチタイムの後のお楽しみ♪

12:30- 前回企業間フューチャーセンターのキーワードのシェアとグルーピング(後半)

選定されたキーワード上位を5つのテーマとして設定し、OSTの手法を使って、さらなる深堀を実施。僕が参加したチームでは、「企業間フューチャーセンターは“一晩寝かせた薬膳カレーとしての場づくり”を大切にします」というステートメントを掲げました。

13:20- ショートストーリーテーリング

仲間の5名が、それぞれ、なぜ、企業間フューチャーセンターに参加しているのか?を語り、それをみんなで傾聴。普段一緒にいるメンバーながら、初めて知る思いや想いがあり、より絆を深めると共に、この仲間たちとならば、きっと、10年後はありたい姿になっていると感じました。
あと、感動する内容に満ちあふれていて、少し、泣きそうになりました... (;_;)

16:00- ストーリーテラーへのフィードバック

ステキな話をプレゼントしてくださった5名に、各自がメッセージを書いた用紙をプレゼント。同じ話を聞いていながらも、個々人で感じた内容や、それをストーリーテラーにフィードバックする表現が違うのも新鮮。この瞬間を断面で切り取っても、多様性溢れる可能性に満ち溢れていました。

17:00- 10年後のありたい姿と企業間フューチャーセンターステートメントの結びつき

再度、5つのチームに戻って、最後の仕上げ。僕は「薬膳カレー」チームに戻り、ステートメントを具現化するために必要とされる要素を抽出。自分たちのチームだけでは狭い答えになってしまうので、次回以降のフューチャーセンターで多様な答えを導くために、各チームでステートメントを探求するための「問い」を設計。
薬膳カレーチームでは、一晩寝かせることが大切なので「間がありますか?」という問いを導きました。
あらゆる“間”があります。空間、人間、時間、隙間、...。早急に答えを導くのではなく、あらゆる関係性が構築されるために必要な信頼を育む“間”を、これからも仲間たちと探求していきます。

充実したフューチャーセンターでした。
丁寧な設計とファシリテーションをしてくださった中村さん、また、企業間フューチャーセンターの仲間たちに感謝です。ありがとうございました!



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