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『壇蜜日記』に触発されて日記を綴ることにした。twitterやfacebookとは別に、毎日日記を書くことの大変さは理解しているが、敢えてチャレンジしてみる。ブログを書きながら実感しているが、僕にとって書くことは心身共に大きな疲弊を伴う。それだけ集中し、言葉を選んでいるからだと思う。日記を続けることで、この疲弊は解消されるのか試してみたい。

『消費者の意見を聞いてはいけない。』


『消費者の意見を聞いてはいけない。』
定性情報を新商品開発に活かす
それは市場機会発見の技術




著者のドゥ・ハウス代表取締役社長 稲垣佳伸さんから献本していただきました。

100ページ弱という読みやすさの中に、無意識の行動から機会発見することの大切さや、ポジティブデータにこだわる大切さなど、“生活のプロ”である「生活者」と“商品のプロ”である「マーケッター」の関係性を今一度再認識し、身近に価値創出のチャンスが溢れていることを見逃していないか?、というメッセージ&問いかけ。
簡単にWeb調査ができるようになり、データも溢れ、データマイニングで均一的な分析結果を誰もが入手できてしまう現在だからこそ、生活者の行動(事実)を、マーケッターは五感を研ぎ澄まして観察し、その仮説力や検証力が問われる時代。マーケッターにとって、やりがいのある時代を楽しまなければ!


<気になったキーワード>

生活者は「生活のプロ」であり、「商品のプロ」ではない。
●行動の86%は無意識に起因している。90%×95%=86%
●定性情報は意思決定のためのものではない。
 ・定性情報(ウォッチング): 観察や機会発見のため。
 ・定量情報(ディシジョン): 意思決定や判断のため。
ヒアリングよりも行動の観察が大切。なのに、マーケッターの多くは、消費者が理性的に語る「意識」のヒアリングに夢中になっている。
●KJカードに「事実」を書く。100枚/人ぐらい。
●「解体親書(≠新書)」というアプローチ 。ヒット商品の形などを真似るのではなく、「心」を真似る。
●情報とは、伝わってナンボ。
●“情報”の共有でなく、“事実”の共有が大切。
ポジティブデータには新しいチャンスやヒントが隠されている。
●ホメホメグルインだと、あっという間に終わる。1時間。ネガティブは聞かない。
●ホメ言葉(=ポジティブ)10件を書けた人の1件の批判(=ネガティブ)は重視すべき。逆に10件の批判を書いてホメ言葉0件の人のデータには価値がない。
●もっと、ポジティブデータにこだわること。ホメホメ会議。
事実観察の極意。「蛍光灯」「ハエ」「鍋」
●マーケッターの力は「仮説力」。仮設を立案する力と、検証する力。
●マーケッターは消費者の事実から仮設を起こす。そして、マーケッターの仮設を埋めるべく、消費者の事実を収集する。


<構成>
第1章 消費者の意見は聞かない方がいい。
第2章 定性リサーチって何?
第3章 定性リサーチの作業モデル
第4章 定性リサーチを支える技術
第5章 定性リサーチ、今後の展開。