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『壇蜜日記』に触発されて日記を綴ることにした。twitterやfacebookとは別に、毎日日記を書くことの大変さは理解しているが、敢えてチャレンジしてみる。ブログを書きながら実感しているが、僕にとって書くことは心身共に大きな疲弊を伴う。それだけ集中し、言葉を選んでいるからだと思う。日記を続けることで、この疲弊は解消されるのか試してみたい。

『ビジネスは「非言語」で動く』(博報堂ブランドデザイン著)


『ビジネスは「非言語」で動く』
合理主義思考が見落としたもの
(博報堂ブランドデザイン著)


チャレンジプロジェクトでご一緒した博報堂ブランドデザインさんの著書。『ビジネス寓話50選択〜物語で読み解く、企業と仕事のこれから〜』に続き、読了しました。

非言語領域へのアプローチ事例として、①元の状態に戻れない不安を解消するiPhoneのホームボタン、②家族から怠け者と思われてしまう水を混ぜるだけで美味しく作れてしまうホットケーキミックスの失敗談、の2つはわかりやすく、今後、誰かに説明する際に活用させていただこうと思いました。

非言語領域に関する内容でしたが、対話業界(!?)のひとりとして、非言語領域が言語として表出されるワールドカフェの魔力を改めて感じました。
意識が5%、無意識が95%と言いますが、ワールドカフェのように安心で安全な場だと、普段は無意識に防御している考えが口から、また、イラストとなって出てくるのかもしれませんね。

企業間フューチャーセンターLLP主催のワールドカフェ「Future Innovation Cafe」に、ご興味&お時間のある方は、ぜひ、お越しください♪

Future Innovation Cafe「第2回就活・採用カフェ」より


<気になったキーワード>

●ブランドは多くの顧客にとって「感じる」もの。企業にとっては「考える」もの。「感じる」世界と「考える」世界。
●「たとえ(例え)」は、例える側とそれを聞く側に、共通した知識や感覚がなければ通じない。
●スピードが問われる現代では、認識や理解を徹底するために時間をかけることができない。短時間で、的を射た認識や理解を共有しなくてはならない。そこに「たとえ」が効力を発揮する。「たとえ」というよりは、「たとえ感覚」かもしれない。
●仕事ができる人には「もののたとえ」が上手な人が多いのだが、彼らは単純に口がうまいのではなく、たくさんの情報を端的に伝えるスキルを備えているのである。だからこそ、適切に周りの人たちを動かすことができるし、結果を残すことができる。
任天堂の岩田社長。「ユーザが口にしたことは、本当に彼らが感じていることとは必ずしも一致しない。」
複雑は単純を包括できるが、単純は複雑を包括できない。
●「なんで?」の多くは、単に「私はやりたくない」「私はそれをやるのが怖い」という感情の言い換え。
●「言語的」とは、ロジカルに説明がつくもの。「非言語的」とは、日々の営みの中に含まれ、論理的に説明がつかないもの。感情や感覚。
iPhoneの唯一のボタンが「ホームボタン」。従来のコンピュータのキーボードで特に強調されていたのは、物事を次に進める「Enter(実行)」。iPhoneのホームボタンは「戻る(Home)」。人は元に戻れないことをもっとも恐れる。ホームボタンは不安を解消する機能。ホームボタンの気持ちよさは、通常のユーザ評価からは導くことはできない。なぜなら、ユーザは意識しておらず、また、論理的に説明できないから。
●ビジネスに非言語領域を活用できるかどうかの最大のポイントは、「うまく活用できるか」ではなく、「“活用する”と決意できるか」だ。
●「非言語領域を大切にする」は、ビジネスの基本は合理性にあるので、それを踏襲した上で、非言語領域の視点も踏まえること。
●経験を積んだ人間がおこなう、感情や感覚に基づく瞬間的な判断は、ある程度は正しい。
●生活者に「何が欲しいですか」と聞いても有効な意見は返ってこない。型どおりの問いかけに対して出てくる要望は、ある程度叶えられてしまっている。
イノベーションを起こしたとされる製品やサービスは、生活者の前に差し出されて「こういうものが欲しかった」と言われるもの。
●市場調査。どの企業も入手できる。他社と同じデータを元にしても差異化はできない。
●非言語領域にあるユーザのニーズを把握するには「直感」「身体表現」「深層心理」「行動文脈(ビジネスエスノグラフィなど)」
●深層心理。ホットケーキミックスの失敗談。卵と牛乳を混ぜるホットケーキミックスは販売好調。ただし、同じ味を再現でき、手間を軽減できる水を混ぜるだけのホットケーキミックスは販売不調。理由は、家族から「ママは怠け者」と思われるから。
相手に「してほしいこと」は、全部言い切ってはいけない。言い切られてしまうと、人というものは、それに反発したくなる。だから、少し不足しているくらいにしておいて、最後の一歩は相手に踏み出してもらう。自ら踏み出したことならば、きっとやってくれるだろうから。
●ワークショップは荒れてからが本番。一番大切なのは「出し切り、向き合う」こと。
●非言語的に賢くなるには、なにげないことに注意深くなること。


<構成>


はじめに 論理で説明できないものが売れる時代
第1章 「たとえ」は、なにを伝えているのか
第2章 大切なことは「非言語領域」に眠っている
第3章 経済は「非言語」で動く
第4章 「非言語領域」から生活者の真のニーズをつかむ
第5章 アイデアとコミュニケーションに「非言語」を活かす
第6章 チームの限界は、言語の限界
第7章 非言語的自分になるために
おわりに