公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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夢を叶える


つい先日も振り返った『風立ちぬ』。


(BLOGより抜粋)
色々な思いが渦巻いていますが、一番強い思いは「夢を叶える」ということ。
好奇心と探究心、そして、仲間への感謝、更には、仲間との共創(Co-Creation)があれば、「夢は叶う」ということ。だけど、「夢を叶える」と「夢は叶う」は違う。「夢を叶える」は未来に向けた現在進行形、「夢は叶う」は過去形。「夢を叶える」ために、何をすべきか。今、僕は何を考え、何を行動すべきか。
昨年4月から幾度も別れがありましたが、2013年7月31日の弊社発表を通じて更なる別れが待ち構えています。昨年4月からの辛い経験を通じて、自分自身を見つめ直すこともできたので、「夢を叶える」ために、今年の目標にも掲げていますが「続けるチャレンジ」を邁進していこうと改めて思った次第です。
特に、NECカシオがスマホ事業から撤退を表明した7/31の後に観た『風立ちぬ』は、メーカーとしての立ち位置を見つめさせてくれた作品でした。
メーカーは、モノ・コト・キモチという生活者のライフスタイルをmakeすることができる最高の仕事。makeすること、つまり、「夢を叶える」ということを再認識させてくれた作品でした。

今朝、録画していた新日本プロレス1.4東京ドーム大会を観たのですが、IWGPヘビー級に挑戦する内藤哲也の「夢が叶わないっていうことを実感した時に、すごい絶望感は感じました」というインタビュー内容から思ったことを忘れない内に。




「夢を叶える」という現在進行形の思考&行動が絶たれることは、確かに絶望感を抱くに違いないです。僕自身も、7/31にNECカシオがスマホ事業から撤退を公表した際に、道半ばで断念せざるを得ない選択肢しか残されていないことに絶望感を抱きました...。

時間は有限。だからこそ、人生という残された時間を夢を叶えるということに費やしてきたのに、それが叶わなかった時に、それまでの時間は戻らないし、取り戻せない訳だし、確かに絶望感を抱くのは当たり前だと思います。

一方、夢を叶えた際に、「あれっ、自分の夢ってこんなものだったっけ?」と思うのも事実。これまで必死になって思考&行動してきたのに実現してしまうと、手に届いてしまうと、うれしさや達成感と同時に、疑問というか、空虚感というか、ある意味、絶望感に近い感情を抱くこともあります。

夢が叶わなくても、夢を実現しても、絶望感を抱くことがある。であれば、前向きに絶望感と向き合うのも「あり」だと思うようになりました。

夢を叶えた際に「あれっ、自分の夢ってこんなものだったっけ?」と思うのは、夢を叶えるために思考&行動している間に自分が成長しているから。Future Innovation Cafeで「夢」をテーマにワールドカフェを実施した際に、そんなことに気づきました。
例えば、幼稚園の頃は花屋さんになりたいと身近な職業に夢を抱きますが、自分が成長すると同時に、自分が知る世界も大きくなり、その範囲で新しい夢を抱くようになる。なので、以前は届かない対象だった夢が、成長と同時に手に届く対象になる。「あれっ、自分の夢ってこんなものだったっけ?」と思うのは、自分が成長していることの証。空虚感や絶望感は自分の成長の証として受け止めていいはず。

一方、夢が叶わなかった際にも、それまで思考&行動していたのだから、自分が成長していることは間違いない。だからこそ、少し陽転して絶望感を受け止めてもいいはず。

「夢を叶える」というマインド・行動・経験がかけがえのない財産になるはず。実際、かけがえのない財産になっているし。これからも「夢を叶える」ために思考&行動し続けるようにします。

メーカーの一人として、ステキな生活をmakeし続け、提供し続けていくようにします。