公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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【日記】2015年12月2日(水)「発見と発明」

専修大学 三宅秀道先生の新書『なんにもないから知恵が出る』を拝読中。目からウロコの連続。サブタイトルの「驚異の下町フットマーク社の挑戦」の言葉のとおり、製品開発でなく、ライフスタイルを“発明”しているフットマーク社は“驚異”です。これまでも三宅秀道先生からフットマーク社のお話しをお聞きしていましたが、改めて、一つ一つのエピソードに驚きの連続。

 

三宅先生から学んだ「発見」と「発明」の違い。アメリカ大陸を“発見”したコロンブス。物理的な対象は誰もが発見できる。コロンブスが最初に発見しただけ。

意識されていなかった問題を“発明”することが新しい文化の創造に結びつく。

 

『なんにもないから知恵が出る』の表紙にある「「介護」という言葉を発明しました」という吹き出し。

介護という言葉は、ずーーーっと昔からあると思っていました。実は、病院の看護婦さんのやさしいイメージである「看護」と、けが人を助ける「介助」を組み合わせた造語で、フットマーク社が商標登録しているとのこと。介護という言葉は1977年に世の中に出て、1980年に商標出願、1984年に商標登録。僕より若い言葉、いや、文化でした。目からウロコ。

 

高齢者のオムツがない時代に「大人用おむつカバー」を開発。その後、「病人用おむつカバー」にネーミング変更。「大人用」「病人用」というネガティブな印象を「介護」という文化を開発することで「介護おむつカバー」に変更して、介護する方も、介護される方にも愛用され始め、広く普及することに。

 

今、1/3程度、読みました。残りの2/3を読むのも楽しみ。

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なんにもないから知恵が出る:驚異の下町企業フットマーク社の挑戦

なんにもないから知恵が出る:驚異の下町企業フットマーク社の挑戦