公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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自分が住まう街での地域デザイン「こすぎの大学」(その4)~武蔵小杉を表現する漢字の変化~

僕が住まう街、神奈川県川崎市。
 
その川崎市で急速に再開発が進む街、武蔵小杉。僕は、武蔵小杉で2013年9月から「こすぎの大学」というソーシャル系大学を仲間と企画・運営しています。
 
 

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「こすぎの大学」は、毎月第2金曜日の夜、武蔵小杉に住んでいる・勤めている・関心のある方々が集う"学び舎"です。毎回、武蔵小杉に関わりのある方が"先生役"として登壇し、武蔵小杉での活動事例や想いを語っていただき、その後、"生徒役"である参加者同士が対話を通じて武蔵小杉の魅力を再発見すると同時に価値創出につながるアイデアを共創します。小学校のように4時限の授業形式でワークショップを進めることで、オトナがコドモのような純粋なキモチで街づくりを楽しむ、それが「こすぎの大学」です。
 
2013年9月の第1回目の授業のゴールは「武蔵小杉を表現する漢字を考える」。写真は、その時に導いた漢字の一つ「心が交わる」と書いて「ネットワーク」と読む新語。人が行き交うだけでなく、心が交わる、心温まる街。
 
 

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この漢字が誕生してから1年3か月後、2014年12月には「武蔵小杉を記録する」をテーマに、背先生役としてEvernoteアンバサダー 堀江賢司さんをお招きして記憶と記録の違いなどについてプレゼンテーションしていただいた後に、「武蔵小杉での2014年を振り返っての漢字」を生徒役である参加者の方々と共創してグループ発表しました。
 
導いた漢字は「糸」「便」「交」「動」「繋」「盛^2」。写真は「繋」の発表風景。
 

  • 色々なことが繋がった一年。武蔵小杉の日常を彩る各種活動が立ち上がり、参加し続けることで、武蔵小杉への愛が深まった一年。
 
 

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2013年9月に導いた漢字と、2014年12月に導いた漢字の意味には大きな違いがありました。
2013年9月は「交+心」では、心が交わる、心が温まる街にしたいというように「願望(~したい)」がほとんどでした。
それから1年3か月後の2014年12月の「繋」では、市民自らが変化を起こし続けた一年というように「行動(~した)」に変化していました。
 
「こすぎの大学」での様々な出会いを通じて、僕自身もそうですが、地域事が自分事、自分たち事に変化し、自らが動き始めた一年だったと感じます。
 
街の文化は自分たちで創るもの。
「願望」が「行動」に変化した2014年。2015年の年末には「結果」を表現する漢字が発表されるのでしょうか?今から楽しみです。
 
 
<武蔵小杉での2014年を振り返っての漢字>
 
  • 「糸」
    色々なことが紡がれた一年。結・縁・絆・織・編。
  • 「便」
    交通だけでなく大型商業施設のオープンに伴って更に便利になった武蔵小杉。武蔵小杉の変化を「お便り」として届けてくれる「こすぎの大学」に感謝。
  • 「交」
    交わり続けた一年。大型商業施設のオープンなどに伴って新しい人が武蔵小杉を訪れるようになりつつも、新旧の住民がシンクロすることで心が交わる街として成長している。
  • 「動」
    常に動き続けた一年。市民提案型のコミュニティ活動を立ち上がり、市民自らが変化を起こし続けた一年。
  • 「繋」
    色々なことが繋がった一年。武蔵小杉の日常を彩る各種活動が立ち上がり、参加し続けることで、武蔵小杉への愛が深まった一年。
  • 「盛^2」
    大型商業施設のオープン、大盛況のコスギフェスタ、その他にも色々なイベントが目白押しで、活気溢れる武蔵小杉。
 
 
 
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