【日記】2016年6月7日(火)「“つくるひと”と“つかうひと”の共同作業」
娘が日産自動車さんの湘南工場に社会科見学に。
僕が帰宅後にコーフンして工場見学の様子を話してくれました。すごく楽しかったみたい。
僕も小学校の頃に追浜工場を見学しましたが、未だに鮮明に覚えています。テストコースを走るクルマやプレゼントで貰った三角定規とか。
で、社会科見学に先立って事前勉強用として娘に貸した『ニホンのクルマのカタチの話』。日産自動車でCCO(チーフクリエイティブオフィサー)を務める中村史郎さんの著書。
2011年12月、当時、NECカシオモバイルコミュニケーションズで開催した第2回「S&S Lounge」にゲストで中村史郎さんをお招きした時にサインしていただいた一冊。
当時の読書メモを読み返すと、こんな一文がありました。
「形態は機能に従う(フォルム・フォローズ・ファンクション)」ではなく、「形態はキモチに従う(フォルム・フォローズ・エモーション)」の方が自然。カタチを最終的に決めるのは「つかうひとのキモチ」、そして、「つくるひとのキモチ」。デザインとは「つくるひと」と「つかうひと」の共同作業。
今日、会社でワークショップを開催したのですが、その時にも大切にしたいと思った視点でした。
たった一日の出来事なのに、時間や人を超えて、一つ一つの出来事が繋がりますね。不思議。