公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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2018年を振り返る③「先輩や仲間との別れ 2018年―愛着はあるけど執着しない」

僕にとっては4回目の構造改革による大切な先輩や仲間との別れでした。

 

katuhiko0821.hatenablog.com

 

「2018中期経営計画」(2016年4月)の途中で見直した「2020中期経営計画」(2018年1月)で3,000人の人員削減を発表。この1年間は何とも表現し難い空気感を感じていました。

僕自身も転職を考えて、実際に転職活動もしました。

 

入社したNECホームエレクトロニクスがなくなった時(1999年)も、NECカシオモバイルコミュニケーションズがなくなった時(2013年)も、NECグループに異動、いや、拾っていただき、感謝の気持ちしかありません。なので、NECに全力投球してきました。

そんな中、今年2月に登壇した第45回TTPS勉強会「働き方を変えるシリーズ~Willを実現する場~」でNECとこすぎの大学の関係性を紹介した際、NECの存在について質問されました。参加者との対話を通じて「NECには愛着はあるけど執着しない」という一つの結論に至りました。

NECが取り組む社会価値創造型企業への変革。その取り組む姿を発信するNEC Vision。2016年度・2017年度とプロジェクトリーダーを通じて自分ができることはやりきったこともあり、2018年度は次の世代にプロジェクトリーダーを委譲しました。2月は、すでに助走期間として実質移譲していたこともあり、自分の貢献領域がないのであれば執着しないことがNECと自分のためだと考えて転職活動を始めました。

※この転職活動に関しても別途書きたいと思います。

 

katuhiko0821.hatenablog.com

 

そんな時に会社から任された「未来創造プロジェクト」。この話は、これまでも何回も書いているので割愛しますが、自分の中では「執着しなかった」ことの結果を出すという責任と覚悟を抱きながら全力投球した9か月間でした。

 

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そんな感じで迎えた12月最終日。多くのことを学んだ先輩や仲間たちがNECを卒業していきました。NECを卒業されたことをお祝いすると同時に、NECで一緒に仕事できないことが寂しいというのが本音です...。より大きなフィールドでご一緒できると理解しつつも、寂しい気持ちでいっぱいです。

 

 

今、僕にできることは、未来創造プロジェクトで掲げたシンギュラリティ後の2050年に“人が生きる、豊かに生きる”未来像である「意志共鳴型社会」の実現に向けて取り組むことで、みんなの未来だけでなく、NECの未来を創り上げていくことだと責務を感じています。

 

今日、NECを卒業された先輩や仲間の方々には、只々、感謝の気持ちを伝えることしかできません。これまでも、ありがとうございました。そして、これからも、よろしくお願いいたします。

 

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