こすぎの大学、アイヌ、東京オリンピック・パラリンピック
2020年最初のこすぎの大学。テーマは「武蔵小杉とアイヌ文化」。先生役はアイヌ文化伝承者 惠原詩乃さん。幼少期の惠原さんは自分がアイヌであることを隠していたとのこと。アイヌが差別され、貧困の連鎖から抜け出せなかった悲しい歴史があるのが理由とのこと。結果として、現在ではアイヌ語を話せる方は5人程度らしい。そんな現実を踏まえて、アイヌを残したいという気持ちから自分がアイヌであることを受けとめ、そして、打ち明けるようになってから生活が一変。世界中の先住民族と出会ったりと生活が楽しくなったそうです。そんな惠原さんの言葉で印象的だったのが「マイノリティの理解を広めるのが私の役割」。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に相応しいお話しでした。ありがとうございました。