学生に伝えたこと。公私は別々ではなく、自分の軸を変えずにピボットするということ。
今年の4月から美大生になる高校3年生、3名からインタビューを受けました。インタビュー対象は「面白い人」らしいです。僕はNECに勤務しながら、こすぎの大学や川崎モラルなどの地域デザインにも取り組んでいる公私混合な働き方をしているということで推薦されたようです。
春から大学に進学する彼らにとっては、これまでの自由な環境から大学、会社と進むにつれて「専門性の求められる場所に入る=閉じ込められる」という漠然とした不安や疑問があるように感じました。「会社に勤めながら、地域活動する理由はなぜですか?」「会社と地域で別々に活動するのは大変ではないですか?」という質問の背景には上記のような不安や疑問があるように感じられました。
僕からは、NECと地域デザインは別々でなく目的は同じであるということ、専門性を活かしながら越境と共創することで自分の可能性が広がると伝えました。つまり、それぞれ(公私)が異なることではなく、自分の軸を変えずにピボットするイメージと伝えることで、彼らの不安を若干は解消できたかな?と思っています。
高校3年生の彼らに伝えましたが、僕自身、ピボットしながら越境と共創をする働き方というか生き方ができるようになったのは35歳を過ぎてから。僕自身、彼らをと一緒で既存の価値観に対する疑問に対して挑戦する日々です。
こんな不安や疑問に対して、NEC未来創造会議でドミニク・チェンさんや塩沼亮潤さんがメッセージしています。ぜひ、ご覧ください。