新しい働き方で大切なマインド「スルー力」と「受け止め力」
COVID-19による緊急事態宣言が解除されましたが、当面は在宅勤務が続く企業も多いでしょうし、同時にNew Normalとして在宅勤務を前提とした働き方が制度として広がると推測できます。
NECは2019年9月30日より先行してテレワーク環境の整備やスーパーフレックス制度の導入などを進めてきました。
- コアタイムのないフレックスタイム制度「スーパーフレックス」の導入
勤務しなければならない時間帯(コアタイム)のないフレックスタイム制度「スーパーフレックス」を本年10月から導入します。従来のフレックスタイム制度におけるコアタイム(8時30分から15時)を廃止し、原則5時から22時の間で、その日の予定や業務の状況に応じて始業・終業時間を決められます。- テレワーク環境のさらなる整備
2018年4月に全社員を対象に回数制限のないテレワーク制度を導入し、必要な社員全員にPCとスマートフォンを支給、外部から社内ネットワークに約6万人が同時アクセス可能な仕組みを整備しています。また、社内外あわせて全国40箇所以上のサテライトオフィスを開設しており、本年5月に本社ビルに開設したコワーキングスペース「BASE」(注2)を今年度中に他拠点に展開します。
こうした中、「テレワーク・デイズ2019」実施期間中には約41,000人のNECグループ社員がテレワークを実践しました。今後もテレワークを活用しながら生産性を維持し、パフォーマンスを発揮する働き方を実践するとともに、2020年においても交通混雑の緩和に貢献します。- 「ドレスコードフリー」の推進
年間を通じてその日の働き方に最適な服装を自ら選択する「ドレスコードフリー」を本年10月から一層推進します。最先端ICTを提供する企業としてカジュアルな装いを活かし、社員の自由な発想や階層・垣根の低いオープンなコミュニケーションやコラボレーションを促進します。
最初は戸惑うかもしれませんが、新しい働き方を導入した際にマインドとして大切だと感じたのは「スルー力」と「受け止め力」の2つ。
相手が同じ場所(オフィス)にいなくて、さらには、同じ時間に仕事をしているとは限りません。このような状況でもチームワークを成立させようと、ついつい相手に合わせようとしたり、自分都合に相手を合わさせようとしてしまいがちです。近くにいる時は思い立ったら、すぐに話しかけたりできますが、そうではないということを前提にしなければなりません。中々、すぐには慣れませんが...。
自分と相手は同じ環境にいない、仕事時間(生活時間)も異なるということを認識して、
- 相手からメッセージやメールが届いても反射神経的に対応せずにスルーすること。相手の行動に合わせないでマイペースを維持すること。
- 同様に自分が送ったメッセージやメールの返事がすぐに来なくても、それが当たり前だと受け止めること。相手のマイペースを尊重すること。
自分と相手のマイペースを尊重しながらも、何かしらの反応があると安心するのも確か。メールだと返事しない限り反応がわかりませんが、SlackやMicrosoft Teamsなどのグループウェアの導入も進んでちゃんとした返事をしなくても、既読の合図として「いいね!」するというのもオススメです。
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- メディア: Personal Computers