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『壇蜜日記』に触発されて日記を綴ることにした。twitterやfacebookとは別に、毎日日記を書くことの大変さは理解しているが、敢えてチャレンジしてみる。ブログを書きながら実感しているが、僕にとって書くことは心身共に大きな疲弊を伴う。それだけ集中し、言葉を選んでいるからだと思う。日記を続けることで、この疲弊は解消されるのか試してみたい。

『働かないひと。』(著:左京泰明さん)

昨年、仕事を通じて知り合った、シブヤ大学の左京学長さん。




仕事の時は、左京学長さんにインタビューをし、以下の思い&想いを拝聴した。
シブヤ大学を設立した理由は、自分が一人の生活者・生徒として、まだまだ、知りたいことや学びたいことがたくさんあったから。」
「渋谷は影響力がある街なので、渋谷で変化を起こせば、日本が変わると思ったので。」
シブヤ大学は、スタッフ(講師)と生徒の関係が循環しています。参加者がスタッフ(講師)にもなれるように、場に“余白”を残しておくことで、主体性ある行動や共創の意識が生まれてきます。余白は、自主性を促し、お互いの信頼を生みます。」

その左京学長さんがインタビュアーとなって、30代で活躍されている10名にインタビューを通じ「仕事」「働くこと」を探求した一冊。

一昨年、市場トレンドの中で「シェア」が広がるという予想の中、仕事の一環として「共創」をテーマに活動し始めましたが、自分が共創の中に飛び込んだ途端、仕事が「私事」に、そして、「志事」に変わった体験の連続
「会社のため」の仕事が、「自分のため」の仕事(私事)に変わり、そして、多くの方々と繋がることで、知らないことを知り、自分が成長する実感が得られ、やりたい事(志事)が見つかり始めた、この2年。すべては、偶然が必然になり、それが同時多発的に起こっていることで「共創」になることを体感。セレンディピティシンクロニシティが「共創」を導き、結果として、自分自身が成長・拡張し、それが、さらに一歩踏み出す力となり、次のセレンディピティを生み出す。そして、自分が成長・拡張し続け、他人とは違う自分が創造され、パーソナルブランディングがされる。
こうやって言葉にすると、キレイな言葉が並んでしまいますが、自分のキモチに近い表現を使うとすれば、「!の連続」

10名の方々へのインタビューでありながら、自分を見つ直すことができた一冊でした。
ありがとうございました。




<ホスト 手塚真輝さん>

●全く自分に向いていないこの世界にいた方が、4年間大学で専門知識を学ぶよりも、自分にとってプラスになるんじゃないかと思った。
●今頑張る先にあるのは、お金だったり、世の中の人のため、って言う人もいるけど、俺の場合は自分自身が成長できるかどうか。
●しかも結果的に、そうやって周りを成長させることが、自分の成長にもつながるし。
●ずっとテーマである「自分の成長のために今やりたいことは」っていうと、店で働く一人ひとりに成長のきっかけを作ることだと思うんだよね。

<アートディレクター 寄藤文平さん>

●そもそも、仕事で何かやりたいって思うこと自体が、30代の気分なのかもって感じがするんです。
●30歳くらいだとまだまだ分からないことの方が多いから、あれもやってみたいとか、これも経験したいとか、もっと分かりたいっていう感覚が強い。
「人のため」の仕事を、「自分のため」の仕事に変える。誰にでもできることをきちんとやる。それが自分らしいっていうのが分かる時期があって、その時は自分の中で考え方がかなり変わったし、そこが境目ですね。
●力のある人と仕事をすると、「自分はちゃんとできるようになっている」っていう実感も湧いてくるし、自分に要求されていることのちょっと先が読めるようになる。
●仕事っていうのは、基本的に問題を解決するためのものだと思う。働いて仕事をするということは、そもそも問題提起じゃなくて、必ず何かを解決するために動いている。
●やりたいことが見つからない人。「やりたいことが見つからない」って言われたら、今の仕事をちゃんとやりなよって答えます。
●仕事でもちょっと大変なことをやると面倒だけど、超大変なことをやると逆にモチベーションが上がったりしますよね。いっそ、やりますか!っていう、あの感覚が重要だと思っています。

<チームラボ株式会社代表取締役社長 猪子寿之さん>

●日本が世界で勝負するためには、まずはテクノロジーオリエンテッドであることは欠かせないと思っていて、チームラボでも自分たちの技術を世界から買ってもらいたいと思っている。
iPhoneにしてもWiiにしても、どこまでがテクノロジーで、どこまでがデザインなのか全くわからない。そこが面白いし、それが今受け入れられているもの。
自分がこの人「やばいなぁ」という思う人に「やばい!」って言われたいんだよね。
自分が好きな仲間と目標を共有し、さらにプロセスを共有する。そのプロセスを共有するところで、一番幸せを感じている気がしている。
ファミコングラフィック。ドラクエの森。主観で真横から描いている。アメリカのゲーム「ウルティマ」は客観で森を真上から描いてる。客観主義でない美術表現や価値観といったものと、情報化社会の相性がすごく良くなってきている。

<株式会社マザーハウス代表取締役 山口絵理子さん>

●何か大きな決断をしなくちゃいけない時は、結局いつも「何のために生まれてきたのか」っていうところに戻ってきてしまうんです。
●他人からの評価とか社会的なポジションを頼りに生きていると、自分をもっていない人間になってしまう。
●最終的に彼らが教えてくれたんですよ。
●やっぱり、最終的には自分の声に従うことが大切だと思うんですよ。
●実は一企業の活動が援助よりもたくさんの人の笑顔を作るんじゃないか。
「それって面白いよね」っていうところに、スタッフみんなのやる気があると思うんですよね。
日本でも、一歩踏み出せばきっとたくさんの人に影響を与えられる環境があるのに、っていう気がします。

天文学者 小久保英一郎さん>

●僕は小さい頃に不思議だなと思ったことをそのまま研究テーマにしているんです。
●自分の仕事というものは、社会の中での役割分担なんだ。
●頭だけを使っていると、だんだん思考が腐ってくるんです。僕の場合は、頭を使った分だけ、同じように身体を動かさないと健康な思考でいられないんですね。
●僕は見たことがないものを見るとか、知らないことを知ることにやりがいを感じています。

<文筆家 伊勢華子さん>

●暗い井戸をひたすら掘り続けていたら、ある日、突然、光が見えた。よく目を凝らしてみたら、そこはみんなと通じる泉でした。
●ひとつのことを貫くのも大変だから。自分がこれだと思ったもの以外は、全くといっていい程、動かない。中途半端に関わるのは無責任にもなっちゃうもんね。
●今の私を成り立たせてくれている、かけがいのない人のこと。彼らに、どれだけのものを私は恩返しをできるかなって。もちろん大きな意味では、人はつながっているから自分がしてもらったことを誰かに同じようにしてあげればいいのかもしれないけどね。
●些細なことだけれども、こんな小さな奇跡が全ての始まりのような気がしたよ。
●大学院が窮屈になった。直感でいいなと思うことを、当たり前だけれど言ってはいけなくて。
●やりたいこと、好きなことがあるだけで、充分、素質があると思うの。もしここに続きがあるとしたら、その好きなことをいかに続けられるかが才能かなって。

<ブックディレクター 幅允孝さん>

●インタビューしている内に彼らの言うライフスタイルの提案は、食・旅・デザイン・アートの4つの柱だということがだんだんクリアになってきたんです。じゃあ、その4つだけを徹底的に深く集めるようなお店にしようっていうことになりました。そこで初めて、本棚を編集するという行為が起こったわけですよね。
●そのお店が提案するものであれば何でもよかったのかなと思います。つまり、そこにお金を落とすことで、お店と一体化したいという欲で消費行動をしていると思うんですよ。
●そんな感じで「どんどん、仕事になっちゃった」っていうのが正確なところですね。なんとなくこういうことはやりたいかなとは思っていたんですけど、とりあえず面倒くさがらずにやってみたんです。何でもトライしていたら、自分の仕事をいつの間にか自分で発明していたという感じなんです。
今の仕事をできているのは、一言でいうと「他人」の力が大きい。要は全てがコミュニケーション力だと思っているんです。
●基本的に、うちの会社は今でもそうなんですけど、営業職ってないんですよね。つまり、形式ばった営業をしたことが全くないんですよ。じゃあ、何をするかというと、人と話すんですよ。
●つまり、仕上がり具合をイメージすることがすごく重要だと思いますね。例えば、自分が3年後とか5年後に、どう仕上がっていたいのかを、イメージするんです。
●なぜ成り立つのかというと自分自身の言葉でお勧めしているから。
●「自発的」って、絶対これからの言葉だなって思っているんですよ。2000年代後半は自発的に、自分から進んで責任を持ってやれるかどうか。
●好きだけだとやっぱりできないんですよね。視点をたくさん導入しなくちゃいけない。
●自分が好きなものを言い続けることも大切です。
●僕が欲しいのは朝起きる理由だけですね。こんな楽しそうなことがあるかもしれないとか、こんな人に会えるかもしれないとか、朝起きる理由が欲しくて、仕事やっているようなものなんです。

<株式会社音別代表取締役 本城慎之介さん>

●子供が成長する姿をそばで感じていると「俺はこの1ヶ月間とか半年間で、どれだけの試行錯誤をして成長したのだろうか?」と真剣に考えて焦っちゃうんです。
●僕にとって大事にしたいのは「成長」です。成長することをなぜ大切にしたいかというと「かっこいい」からなんです。
●「夢は何ですか?」って聞かれた時は「かっこいい大人を増やすことです」って答えているんです。社会をかっこいい大人で増やしていって、その中のひとりとして自分もかっこよくなりたい。じゃあ、「かっこいい」というのはどういうことか、それは、子供に真似されたいことかどうかということです。
「成功より成長」っていつも言っているんですけど、常に、成長したいかなとか、挑戦したいなって意識している。
●自分の成長と社会の成長が何らかの形でつながればいいなと思っているんです。僕たちはどうしたって、社会の中でしか生きている訳で、社会と離れて生きられないんですから。
●「正しい答え」というのは実は一時的なものが多いと思うんです。多くの人が支持する答えっていうのも時代と共に変わっていく。答えそのものよりも、どういう理由でそう思うのかっていうことがすごく大事。
●ものすごくがんばれとは言わないけど、「1.1」の仕事を少しずつ重ねていくことで、それがいつか大きな成長として、自分自身を成長させるし、世の中にも貢献できる。その逆で「こんなもんでいいかな」っていう「0.9」の仕事やコミュニケーションを続けると、その成果や関係は限りなく「0」に近づいていくんじゃないかなと思うんです。
●永遠に次の世代へとバトンリレーするために、人はみんな一生懸命がんばっているんだ。だから、ゴールすることではなくて、バトンを持って走ること、つなげていくことが僕の仕事だと思っています。

<ASOBOT Inc.代表取締役 伊藤剛さん>

●そもそも、地位とか名誉とか、英語で言うところの「what」の部分にはあまりこだわりたくはないと思っています。所有欲は、自分の可能性を狭めると思うから。
●「what」よりも「how」。基本的に「どうしたいのか」「どういうふうに生きていきたいのか」っていうことを大切にしたい。
●血がつながっていない仕事仲間や友人に対して親身になれたり、一緒に何かできるっていうのは「人の営み」という意味ですごい尊いことだと思う。
●僕にとって仕事仲間は、ある意味で「共犯者」みたいなところがあって、みんなが集まれる場所作りをすることで、より多くの共犯者、同志を探している。
●僕は僕の役割として他の人ができないことを代わりにやっているだけ。
「ライス・ワーク」と「ライフ・ワーク」のバランスを考えるってことですね。食べてくための仕事と人生をかけてやる仕事。
●メンバーそれぞれの持っているモチベーションにどう翻訳してあげるか。それが経営者としての一番の仕事。そのために、それぞれが担当している仕事一つひとつに「自分自身のミッション」を各自で設定してもらっています。
●大きな意味で「この時代に生きている役割」を見つけられたらいいなと。いつかは死んじゃう訳ですけど、生まれたからにはこの時代に何かを作ることができる。「ここまでは何とか考えてみたから、後はよろしく」みたいな感じで、バトンを次の世代に渡すイメージ。

<働き方研究家 西村佳哲さん>

●例えば、『パタゴニア』。やっぱり、働き方が違う。なんていうか、働き方について考えられることは全て考え、実践しようという感じでした。
●働き方におけるコミュニケーションという点でも、生産の世界で求められるものは効率、創造の世界で求められるのは効果です。
●僕自身の人生を振り返ってみても20代や30代の重要な出会いは、ほとんど偶然なんですね。重要なことの大半は偶然から起こっているなと考えて、僕は偶然を信用しています。本人からしてみると必然性のないような偶然が、他の人から見ると、「いや、当然でしょ」みたいなことがある。
●「自分」は社会と自分自身の仲介役みたいな存在な訳です。
仕事というのは、究極的な意味では、自分自身を仕事にすることなんです。「西村佳哲」っていう仕事をしているんだという状態にし続けることが、僕の「自分の仕事」なんです。究極的には、他の誰でもない西村佳哲であることが価値を持ち、社会の中で機能することを目指すんだと思うんです。つまり、仕事というものは、その職業に就いて終わりということではなくて、生涯を通じて自分になるということなんです。