日経ビジネスAssocie「一人で実践ビジネストレーニング」(2007年04月17日号)
久々のAssocieの読み直し。今回で3回目。特集「実践 ビジネストレーニング」より。
普段、仕事で指摘されていることが書かれている。他の購読者も十分にはできていないからこそ、記事になっていると考えれば、自分だけができていない訳じゃないと、ポジティブに一安心。
●ビジネストレーニング02
「説得力ある企画・報告をするための縦横トレーニング」
人が納得しない場合の反応は「本当にそうなの?」と「それだけなの?」の2つしかないとのこと。
縦の理論・・・本当にそうなの?
横の理論・・・それだけなの?
確かに。いつも指摘されていることの視点を分化すると、2つだけ。
でも、論理的に思考できないからこそ、たかが2つ、されど2つなんだよな。
●ビジネストレーニング06
「企画アイデアが無限に広がる 発想力トレーニング」
発想力を鍛えるためには、漠然と悩むのではなく、具体的に悩むクセをつける必要があるとのこと。これも、よく仕事で指摘されている。
具体的な悩み方が紹介されていて、これもやっぱり「2つ」のフレームワーク。
What's to say?・・・何を言うか。(伝える内容)
How to say?・・・どう言うか。(伝え方)
やっぱり、たかが2つ、されど2つで、頭で理解しても、中々実践できないんよなーと困っていたら、さすがAssocie。どう言うか?の具体的な発想トレーニング手順もあるじゃないですか!
�� 自分が出したアイデアを客観的に見る。
�� 長所と短所を考える。
�� 長所を伸ばすべきか、短所をなおすべきか。
�� 改良したアイデアを書く。
�� 1~4までの作業を納得の答えに仕上がるまでやり続ける。
●ビジネストレーニング10
「コミュニケーション力が格段に高まる 子供トレーニング」
これを実践する機会は中々ないけど、一番効果的なトレーニング方法のような気がする。
リンクアンドモチベーションの藤崎雄三さん曰く、「子供は大人程我慢強くなく飽きやすい。それだけに大人は子供の注意を引くために話す内容を吟味し、時には身ぶり手ぶりを加えながら、興味を引く方法を考えなければならない。」。確かにそうですね。
で、多くを学べる子供特有の反応8つ。
�� 面白くないと話を聞かない。
�� 噛み砕かないと理解できない。
�� 注意を引く話し方、動作が必要。
�� 見える世界が大人と違う。
�� 内容の吟味。
�� わかりやすく。
�� 大きい声、手を叩く。
�� しゃがんで同じ目線に。
大人も一緒ですね。これを念頭に考えるだけで、メッセージの伝達性は大幅に向上しそう。
その他にもトレーニング方法はあって、合計17。
でも、自分にできそうなトレーニング方法は、上記の3つ。
途中、糸井重里さんのインタビュー記事に、「我慢して鍛える必要はない。自分が続けられることを探そう。」とあり、さらに「商売人がそうですよね。商いは『飽きない』って言うじゃないですか。パン屋は毎朝早くからパンを焼いている。鍛えようとか、そんな余計なことを考えなくてもやれている。」と。
飽きずにと言うか、続けるとか意識せずに、飽きる・飽きないとかも考えずに、無理しないでコツコツと続けて行こうっと。途中で無理している感があったら、手段が目的になっていないか?を立ち止まって考えて軌道修正して、仮に正しかったとしても、無理をしていたら続けず、休むようにしようっと。
なんか、ラクになった気がしたような!
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2007年 4/17号 [雑誌]/著者不明
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