小学1年生の娘と巣鴨散策
2012年11月15日に参加した「第3回 Futuresセッション」(Future Center)。
テーマは「シニアのアクティビティ向上」。
巣鴨の街を観察し、また、巣鴨に働く人や訪れている人にインタビューし、活気溢れる巣鴨をヒントに、シニアになってもアクティブでコミュニティと繋がり、他世代とも働きつづけられる社会について、多様な方々が集まり、ダイアログ、ペルソナやエクスペリエンスジャーニーマップ(カスタマージャーニーマップ)の作成などを通じて探求しました。
巣鴨の地蔵通り商店街は初体験だったので興味津々だったのですが、実際に体験してみると「シニアの原宿」と言われるだけあって、やっぱりシニアの方々が多かったですが、僕ら世代にも十分楽しい町、居心地のいい町という印象でした。
セッションの最後には、参加者一人ひとりが感想を一言ずつ。
僕は「巣鴨は全世代にとって居心地のいい町なので、今日の気づきを忘れないために、近日中に家族と訪れます」と述べました。
で、約束どおり(!?)、小学1年生の娘と巣鴨に。毎月4のつく日(4日・14日・24日)は縁日とのことで、先日より人というか、シニアの方々に溢れて、さらに活気ある町状態でした。商店街の入口前でワクワクな気持ちが抑えきれないくらい。
縁日だったこともあり、新たな発見もあったので簡単に紹介します。
●商店街の入口にあるすがもんのお尻。巨大でフワフワなお尻なのですが、おばあちゃん達がまーるく、まーるく触って、最後に合掌。娘もマネして合掌。
●コンピュータ利用手相占い。座っているのがやっとという感じの占い師が座ってます。コンピュータ利用と書いてあるけど、そこにあったのはコピー機。手相をコピーして拡大して見るのでしょうか?
●とげぬき地蔵尊にお参り。お線香は50円。川崎大師は100円。お線香だけでなく、露店の商品すべてが安いです。お好み焼きも150円、大きなたこ焼きも300円。他地域に比べて約半額。年金生活をしている方々への優しさなのか、1000円あれば十分に楽しめるのが巣鴨の縁日。
●その150円のお好み焼き。やっぱり、シニアと若い世代で違うのは食べ方。マヨネーズをつける方はほとんどいないのね...。隅っこにマヨネーズがあったのですが、誰も使わないし、店員さんも勧めてくれないので、使えず...。久々にソース味のお好み焼きを食べましたが、あんまり美味しくない...。やっぱり、お好み焼きにはマヨネーズは必需品だと感じた今日。
●先日のインタビューによると、シニア同士のナンパがあるそうです。仲良くなったら定食屋で食事して、その後、懐メロのカラオケに行くみたい。そのカラオケ屋さんを発見。名前は「昔の唄の店」。
●抜けちゃうものは抜けちゃうもんね。エクステ(ヘアー・エクステンション)と書けばイマドキだけど、カツラの露店も多く、賑わっていました。
●DVDの安売りではなく、懐メロのカセットテープ。DVDとかは200-300円で売っているのに、カセットテープは貴重なので500-1000円。未だに、シニアの方々にはラジカセが必需品と聞きますが、それを目の当たりにしました。
●赤パンツの元祖「巣鴨のマルジ」。妻には履いてもらいたくないです...。
●美味しいお店をiPadで撮影してロギングするシニアの方も。カッコイイです♪
●で、多くの方々が賑わっていたので若い僕でも疲れ気味に...。そしたら、商店街の外に路上マッサージ屋さんが。ビジネスチャンスを逃さないですね!
娘に感想を聞いたところ、「よくわかんないけど、楽しかった」とのこと。僕も楽しかったです。また、巣鴨に遊びに行きたいと思います。