公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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『はだしのゲン』(著:中沢啓治)


今夏、話題になった松江市教育委員会が閲覧制限を提案した『はだしのゲン』。最終的には提案を撤回となりましたが、今回の件をきっかけに『はだしのゲン』を読みました。

小学校の図書館にありましたが、当時の僕には絵のテイストがダメでチラ見をした程度の経験しかないまま、読まずに41歳を迎えていました。




戦争当時の教育や情報統制による歪んだ思想、原爆による多くの犠牲者、終戦後も死の恐怖から逃れられない原爆、避けられない身近な方々の死、生きるために自分の意志とは異なる選択、・・・。

読み始めたら胸の鼓動が高まりっぱなし...。事実を知ることの苦しさや辛さを感じると同時に、知るということを避けてはならないと痛感しました。作者と読者の真剣勝負と言っても過言ではない作品でした。

小学生の時に読んでおけばよかった作品だと後悔しました。
これまでに接した本とは比較にならないくらい、戦争と原爆について知り、そして、考えさせられた作品でした。

文庫本 全7巻がKindle版として発刊されており、Kindleで読みました。知ることの苦しさや辛さから、1日に1巻を読むのが精一杯で、『はだしのゲン』で始まり、そして、終わった先週の1週間でした。