公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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【日記】2015年2月4日(水)「会社で泣いた日。絆が深まった日。」

会社で何度か泣いたことがあります。その一つのエピソード。

ケータイの新モデルの企画も固まり、開発が進み始めた時のこと。限られた開発費の中、仕様から落とした機能について、開発部門の偉い人から伝言を受けた方が直談判しに来られました。直談判に来られた方も偉い人。企画の意図に合わないため、仮に、その機能を搭載するならば、他機能を搭載すべきですよね?と答えるも、その方は「●●さんから言われたので搭載すると了承してくれるまで帰れません」との一辺倒の姿勢。平行線の話し合い。「ターゲットユーザを意識したコンセプトに沿った商品作りが大切ですよね?」と幾度も問いても、「そんなのは関係ないんです。●●さんが言っているんですよ。一言、O.K.と言ってくれれば言いんですよ。」とヘラヘラと笑いながら答えるだけ。

僕らは真剣なのに、ヘラヘラと笑っている姿に悲しくなって涙がこぼれました。僕が涙をこぼしたのと同じ瞬間、隣に座っていた、当時異動してきたばかりの男性が机を乗り越えて殴りかかろうとしたところでした。そして、もう一人。こちらも異動してきたばかりの女性が殴りかかろうとした彼を留めました。数秒の出来事。テレビドラマのような出来事でした。

この瞬間、その彼との絆がかけがえのないものとなりました。その後も彼とは色々な思い出深い出来事を一緒に体験しました。その彼から連絡がありました。諸事情で会社を去り、新しいスタートをするとのこと。英断をした彼を尊敬するし、これからも応援し続けます。

p.s.
ちなみに彼とは「股下」の称号を競い合う間柄です。


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