『多眼思考』(著:ちきりん)
ちきりんさんの本。『自分のアタマで考えよう』に続き、『多眼思考』を読了。
ちきりんさんのツイートを再掲した一冊。
飾らない言葉の数々。飾らずに、素直に生きることに憧れますが難しいですよね。
地獄のミサワに囲まれていると、いつの間にか自分までミサワになっちゃう人間の弱さ。そんな時に読み返したい一冊。
http://jigokuno.com/ より転載
気になったキーワード
- 「忙しい忙しい」と言うと「私は人生で何が大事か、わかっていません」と言っているみたいな気になるから言いたくない。
- 自分が今持っている最大の強みを捨てる、という経験を20代からしておくべき。早い内に体験しておかないと、怖くて(もったいなくて)できなくなる。
- 「努力すればできる」とか言う人は、努力してもどうにもならないレベルのことに挑戦したことがないだけ。甘っちょろい世界で生きてきたってことなんだよ。
- 「思考力がある、ない」とか言うけれど、大事なのは「どれだけ考えたか」、つまり、「思考の量」。
- 「頭がいい」とかより「稼ぐ力がある」方が、これからの世の中、圧倒的に有利。
- 負けるってつまり、「自分より強い人と勝負できて、オレ超ラッキーじゃん」ということ。
- 「本を読む」と「考える」は全く違う行為。本を読んで考えた気になっている人がたくさんいる。
- 「難しいことに価値がある」と思い込んでいる妙な人がいるけど、「簡単で楽しいこと」が一番いいに決まっている。
- 全員が「世の中をよくしよう」とか考えなくていい。「自分が楽しく生きたい」を貫けば、世の中が良くなる。全員が楽しく生きればいい。
- 大事なのは「個」。「全体」ではない。
- やらなくちゃいけないことがある時ほど、どうでもいいことをやろうとする。人間のこの弱さが大好きだ。
- 人生の問題解決方法で有効なのは、1:逃げる、2:忘れる、3:お風呂に入って、あがったらすぐビールを飲む、の3つ。
- 問題は解決されなければならない、などとは思い込まない方がいい。世の中、そんなもん。
- 一人旅ができない人とは一緒に旅行しない。
- 世界が変わるのを待つより、自分が変わった方が早い。
- ようやく右と左の時代が終わって、「これまで世代」と「これから世代」の構図になってきた。
- 未来は、今の予想を遥かに超えてると思った方がいい。
構成
- 生きること
- 働くこと
- 社会
- 少子化と高齢化と男と女
- ゆるく考えよう
- ビジネス
- ぐろーばりぜーしょん
- 自立&未来へ