『TV Bros.』2011.4.30
AR三兄弟が表紙を飾っている『TV Bros.』。
AR三兄弟と、山本晋也監督(カントク)、ドクター中松さんとの対談。
お二人へのAR三兄弟 川田十夢さんのリスペクト度合いがハンパないのが、紙面から伝わってきました。
インタビュアーのAR三兄弟 川田十夢さん、山本晋也監督(カントク)、ドクター中松さんに共通しているのは、惰性の現実や社会に疑問を抱き、未来を創出しているということ。
そのために、上手に嘘をついているということ。
この「上手な嘘」は、「未来の普通(日常)」そのものだったり、それに繋がるものであるというのが大切。
以下、インタビュー記事から気になった部分を引用。
「カタカナの“カントク”、そして“ビョーキ”」
「ある時期から虚構を描くよりも現実をどう伝えるのかっていうことに興味が出てきたんだな、つまりジャーナリズムだよ。ニュースってのは歴史になるだろ?だから君たちもいいところに目をつけているよ。けど、それをおもしろくしなけりゃプロじゃないね。」
「(無言でうなづく)」「(ノーリアクション)」
「とにかく、「変わった人=発明家」っていうのは間違いで、変人に発明はできないんだ。常識と深い知識を持ってないといけないからね。」
「まず、アメリカではね、「町の発明家」と「本物の発明家」が分かれているの。」
「「1スジ、2ピカ、3イキ」っていう言葉のことだね。で、そのスジっていうのは“筋が通る”、つまり論理的でなければならない。ピカは、“ひらめき”、従来の延長であってはいけない。そしてイキが“活きる”、つまり広く伝え流通させること。私はこれが発明の3要素なんだっていつも言ってるの。」