公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

https://www.katsuhiko0821.com


【日記】2014年11月25日(火)「救世主」


たまたまテレビを観ていたら、『ガイアの夜明け』で武蔵小杉のグランツリー特集「今までにない"モール"を作れ!」。

武蔵小杉に新しいショッピングモールができただけでは単に買う場所が増えただけ。だからこそ、今までにないショッピングモールをつくるために呼ばれたのがブランディング・プロデューサーの柴田陽子さん(柴田陽子事務所)。

その柴田陽子さんが登場するシーンが、同じく『ガイアの夜明け』でNECに佐藤敏明さんが来られた際の登場シーンと重なりました。2006年の出来事。

ソニーからNECに移籍してデザイン統括の佐藤さんが最初に取り組まれたのは、オフィスのデザイン。デザインはデザイナーだけのものという組織論や組織の壁を取り除いて、企画担当者や開発担当者など誰もが集まって語れるクリエイティブスタジオを設立。お互いの仕事に共感や尊敬を抱くことで、自分自身の仕事に今まで以上に責任を抱くようになってマインドが変わる。結果としてプロダクトデザインも変わる。

プロダクトデザインを変えるだけならば、極論を言えばデザイナーだけで変えられるはずなのに、デザイナーだけでなく、関わる人全ての英知を集結した結果としてプロダクトデザインを変えるために、空間・人・組織をデザインされた佐藤敏明さん。僕も佐藤敏明さんにデザインされた一人です。

持続的な組織をデザインされた佐藤敏明さんの姿と、武蔵小杉という特性を活かした今までにないショッピングモールを目指すグランツリーに関わる方々の姿が重なった今夜でした。