公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

https://www.katsuhiko0821.com


人生100年時代、人生三毛作。現在、二毛作目の14歳。

f:id:katuhiko0821:20200713000523j:plain

 

『LIFE SHIFT』の書評の一つとして以下があります。

 

これからを生きる私たちは、長寿化の進行により、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすこととなる。新しい人生の節目と転機が出現し、「教育→仕事→引退」という人生から、「マルチステージ」の人生へと様変わりする。それに伴い、引退後の資金問題にとどまらず、スキル、健康、人間関係といった「見えない資産」をどう育んでいくかという問題に直面するというのが著者の見方だ。ロールモデルもほとんど存在しない中で、新しい生き方の実験が活発になることは間違いない。また、生涯を通じて「変身」を続ける覚悟が問われると言ってもよい。
これまでの成長至上主義から脱却し、自分らしい人生の道筋を描くための羅針盤として、何度もお読みいただきたい。
https://www.flierinc.com/summary/925

 

 

 

ケータイ(ガラケー)の商品企画・商品戦略・マーケティングを担当していた2000年代、常にヒット商品を企画し続けていたこともあり、ずっと勝ち組のままでいられると勘違いしていました。その幻想を打ち砕くことになったのは当時「黒船」と呼ばれたiPhoneの上陸でした。2008年7月11日、日本でのiPhone発売日、始発電車に乗って表参道のソフトバンクショップを訪れた時に目の前の光景を疑いしました。人、人、人、・・・。表参道から渋谷まで続く行列。凄まじい熱気の中、これまでの価値観が変わる予感がしました。

 

f:id:katuhiko0821:20200712225635j:plain

 

イノベーター層によって発売日には盛り上がったものの、その後、iPhone騒ぎは一段落。一段落しているものの、iPhone騒動と同時期にリーマン・ショックも起きて、生活者の価値観の変化は胎動していると確信しながらマーケティング活動を続けてて辿り着いた一つの仮説が「SHARE」(共有・共生・共感・共創)でした。2010年の初春に初夢のごとく感じたことを強く覚えています。

 

 

当時、『SHARE』(日本語版:2010年12月18日発売)は発売されておらず、インターネットで調べても情報が少ないため、自ら、ワールドカフェなどの共創の場に飛び込んでいきました。飛び込んだ先で出会った人たちとの一緒に活動しはじめて、新しい価値を生み出すと共に、新しい自分に出会うことになりました。

 

1972年生まれの僕。当時、37歳。人生100年時代、人生三毛作とするならば、まさに人生の二毛作目がスタートした瞬間でした。人生100年を3等分するならば、一毛作=33年。37歳の僕は二毛作目の4歳。「越境」と「共創」による人生二毛作目がスタートしました。

 

そして、今は2020年。人生二毛作目の14歳。思春期、真っ只中。このnoteでは、人生二毛作目のエピソードを紹介していきます。今後もご覧いただけると幸いです。

 

note.com