公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

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久々に『AKIRA』を読んで。ネオ東京と2020年の東京。

学生時代に夢中になった『AKIRA』。各巻のカラーリングなどの装丁へのこだわりなども大好きで読むだけでなく、飾っておくだけでもうれしく感じたものでした。

 

・・・ですが、友だちに貸していたら、いつの間にか自宅から消えて、そのまま社会人に。僕はKindle派なので、いつかKindle版が出たら購入しようと思いつつ、全然発売される気配もなく10年以上の月日が経過。その間、ビレッジヴァンガードに入る度に『AKIRA』を再購入しようか?と迷っていました。

 

COVID-19でTOKYO2020の延期が決定となった後、『AKIRA』が今の日本を予知していたのでは?と盛り上がり、『AKIRA』を再読したい気持ちが高まりつつも緊急事態宣言で外出もできず、読めず終いでした。昨日、緊急事態宣言も解除され、久々にショッピングモールに行き、ビレッジヴァンガードで我慢できず『AKIRA』第1巻を購入。

 

久々に読み返してみると、本当に今の2020年の社会課題を浮き彫りにしていると実感しました。人間の能力を超えた技術(ナンバーズ)の暴走で東京に大爆発が起こり、第三次世界大戦にが勃発。高度化・複雑化した技術には、技術ではなく人間力で立ち向かう必要があるものの、その人間力を極限まで高めたのがAKIRA。技術と人間が主従関係でなく共生関係を構築しない限り、持続可能な社会を実現できないのだと痛感しました。

 

大友克洋さん、スゴイです。脱帽。

 

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AKIRA(1) (KCデラックス)

AKIRA(1) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1984/09/14
  • メディア: コミック
 
AKIRA(3) (KCデラックス)

AKIRA(3) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1986/08/21
  • メディア: コミック
 
AKIRA(2) (KCデラックス)

AKIRA(2) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1985/08/27
  • メディア: コミック
 
AKIRA(6) (KCデラックス)

AKIRA(6) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1993/03/15
  • メディア: コミック
 
AKIRA(5) (KCデラックス)

AKIRA(5) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1990/11/26
  • メディア: コミック
 
AKIRA(4) (KCデラックス)

AKIRA(4) (KCデラックス)

  • 作者:大友 克洋
  • 発売日: 1987/07/01
  • メディア: コミック