2019年の仕事始め
昨日(1/5)が仕事始めでした。昨年に続き、慶應SDMでの講義が仕事始め。
慶應SDM秋学期集中講義「社会システムのシステムズ・アプローチ」にて、「企業とソーシャルイノベーション/企業における社会価値創造の実際」をテーマにNECが社会価値創造型企業への変革に向けて取り組んでいる姿を紹介させていただきました。
企業に勤めながら学んでいる方々ばかりなので、昨年もそうでしたが鋭い質問ばかり。これまでの活動を振り返りながらノウハウを言語化できたり、また、逆に学んだりと得ることが多い充実した時間でした。
「大企業の中でイノベーションを起こすのは困難で、特に“仲間づくり”が困難と感じていますが、どのように取り組んでいますか?」という質問。
慶應SDM非常勤講師であり、NECの早田さんからは「大義名分」という回答。「社会課題解決という大義名分に共感する人を集める」と。僕も同様に「企業同士の契約でなく、企業の中の人同士の信頼が起点」と回答。個人が主導する時代。個人が属する企業のリソースも活用しながら社会課題解決や社会価値創造に取り組むことで、個人・企業・社会の全てをハッピーにする。
慶應SDMを訪れてうれしいのは、知っている方がいること。知っている方がいると緊張した気持ちも解れます。「こすぎの大学の紹介で来られたのですか?」と言われ、「今日はNECの紹介なんです」と。いや、NECの社会価値創造と地域デザインは連動しているので「今日はNECです」と択一で答えたのは誤りでしたね。今度からは「今日はNECが多めなんです」とか「今日はこすぎの大学が多めなんです」と答えるようにします。