2018年を振り返る②「今年の漢字」
第1回「こすぎの大学」のワークショップでも「武蔵小杉を表現する漢字一字」をお題にしたりと、僕は漢字一字で表現するのが好きです。
そんなこともあり、NECの仕事を通じての「今年の漢字」をグループメンバー/プロジェクトメンバーと紹介し合いました。
僕が在籍するブランド戦略というグループの仕事を通じては「渡」でした。
NECが取り組む社会価値創造型企業への変革。その取り組む姿を発信するNEC Vision。2016年度・2017年度とプロジェクトリーダーを通じて自分ができることはやりきったこともあり、2018年度は次の世代にプロジェクトリーダーを委譲しました。そして、彼は僕とは違う視点で新生NEC Visionを見事なまでに実現しました。
WHY(目標)が定まっているのに十分に実現できない場合、僕は「やり方を変えるか?人を変えるか?」を信条としています。今年のNEC Visionは正に“人を変える”ことで目標を達成することができました。僕では辿り着けなかった領域。
そして、NEC Visionのプロジェクトリーダーを委譲したことで、自分の役割がポッカリと空いたのですが、そこに一石を投じてくれたのが未来創造プロジェクトでした。呼吸に例えると、息を吐いたからこそ、新鮮な空気を吸えた感じ。OUTPUTするからこそ、INPUTできる。INPUTするにはOUTPUTが必要なんですね。
そんな未来創造プロジェクトを通じての漢字は「紡」でした。
NECは日本電気。人と人、人と社会の気持ちを繋ぐのがNECの価値であり、役割と伝え続けていました。未来創造プロジェクトを通じて、人と人、人と社会に加えて、人と未来の気持ちを繋ぐ、いや、紡ぐのだと考えるようになりました。繋ぐ(Connect)でなく、紡ぐ(Knit)。しなやかに強く編みこむ感じ。
グループメンバー、プロジェクトメンバー共に表現した「今年の漢字」は十人十色でした。同じ場所で同じ時間を過ごしても、それぞれ感じ方が違うのが不思議。不思議だけど、それが普通なんですよね。
来年は、どんな漢字を思いかべるんでしょう?