公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

https://www.katsuhiko0821.com


『地域を変えるデザイン』(監修:筧裕介, 著:issue+design project)


2年以上積ん読状態になっていた『地域を変えるデザイン』(監修:筧裕介, 著:issue+design project)。2013年9月にスタートした「こすぎの大学」を照らし合わせながら読んでました。




成長でなく、持続可能な街づくり。「探られる島・家島」の街づくりの考え方が、象徴的に表現しているなぁーって共感しています。



何度でも訪れたくなる街。それは、その街に住まう方々にとっては、ずっと住み続けたい街でもあるはず。住み続けたい街だからこそ、外部から訪れた方々も、そんな空気感を感じて、また訪れたいと思うはず。

とは言いつつも、そんな空気感を持続するには、行政と市民の連携は不可欠。「地域事」を「自分事」化し、そして、市民の多様性も受け止めて「相手事」も「自分事」化することで、行政と市民が連携して地域デザインに取り組む。



しかし、「思考」だけでは変えられないのも事実。そのために行動を促すための「仕組み」づくり。視点や視座の違いを意識した「海士町をつくる24の提案」。行政と市民の連携を推進しつつも、地域デザインを進めるためのドキュメント(冊子)を行政版と市民版の2つを作成して、お互いの立場で活動を推進する「仕掛け」も準備。



海士町をつくる24の提案』


地域デザインを推進するためには、「思考」「仕掛け」「仕組み」の3つを組み合わせが大切なのだと再認識した一冊でした。そんな地域デザインの事例に溢れた一冊。永久保存版の一冊が増えました。


(参考) 『地域を変えるデザイン』(著:issue+design project 筧裕介)のメモに関するtogetterのまとめ
http://togetter.com/li/748985





(参考) ダイバーシティ型商品企画への転換 内閣府での発表資料

僕自身も至る所で「思考」と「仕掛け」のデザインについて事例紹介させていただく機会は多いのですが、僕は「仕組み」づくりが十分ではないんですよね...。精進あるのみ!


 ダイバーシティ型商品企画への転換