公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。

『壇蜜日記』に触発されて日記を綴り続けた1260日の記録。仕事の新しいプロジェクト対応で日記を中断した2018年4月。公私混合(Work Life Integration)を掲げながらも公私がバラバラになった日記最後の日。ブログのタイトル変更と共に、また、公私混合な日々を取り戻していく。 公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。Work Life Integration. Brand Strategy & Social Design.


公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。多摩川沿いに住む48歳。2021年の目標は「行動を笑顔で見せる」。未来創造に向けて考動(=考える+動く)し続けると共に、行動を背中でなく、相手に向き合って笑顔で見せる一年にします。

https://www.katsuhiko0821.com


川崎100人カイギVol.2

川崎100人カイギVol.2で「公ではブランド戦略を、私では地域デザインを。」をテーマにプレゼンテーションさせていただきました。

 

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肩書きは「こすぎの大学」でなく、「日本電気株式会社(NEC)」。100人カイギというタイトルが示すように「人」にフォーカスしていると認識し、こすぎの大学やNECの活動というより僕自身の文脈を多めに語りました。

この数週間ドタバタして自分を見つめる時間を取れない時間が続いていたのですが、登壇前の週末にリフレッシュ&リセットできたこともあり、等身大の姿で素直に語れた感じ。

伝えたかった現在進行形で色々と模索している主語を自分にした公私混合な働き方や楽しみ方。会社のためでなく、地域のためでなく、自分のため。自分のためが結果として会社のため、地域のためになること

等身大で正直に語った結果、多くの方々に共感していただいたようでうれしかったです。嘘はバレますもんね。

 

www.slideshare.net

311を忘れない

2011年3月11日の東日本大震災。あの日の恐怖は未だに忘れないです。

震災の瞬間、僕は武蔵小杉のオフィスにいました。NEC玉川事業場 N棟の最上階、37階。大きく揺れて倒壊するんだと本当に恐怖感に包まれました。そして、落ち着くまでオフィスで待機。家族を心配しつつも家族の元に駆けつけられないもどかしさ。同時にオフィス内で連絡がつかなくなったチームメンバーを探したり。余震も落ち着いて帰宅指示が出されたものの、未だに連絡がつかないチームメンバー。1時間探したものの連絡がつかず、無事だと信じて家族の元に帰りました。家族とチームメンバーのどちらを選択するか?、この時の選択は本当に辛かったです...。辛いというか、やるせない気持ちでした。

 

オフィスから自宅までは自転車で15分で帰宅でき、僕はすぐに家族と会うことができましたが、帰宅難民になった多くの仲間たち。twitterで帰宅する仲間を応援することしかできなかった僕。2011年3月11日は、僕が一番twitterを投稿した日にもなりました。

 

その後、田町勤務になり、当時と違い、交通がストップしたらすぐには帰宅できない状況になりました。そんなこともあり、何よりも311を忘れないために、毎年、NEC本社(田町)から歩いて帰宅するようにしました。

 

歩いて帰ることで実感しているのは、オフィスから自宅まで歩いて帰られるんだと自信を抱けること、また、大凡の時間を知れるということは何かあった時に「大丈夫」と感じられるということです。

 

来年も311を忘れないために歩いて帰ります。

 

p.s.

オフィス(田町)から歩いて2時間。丸子橋に着くと帰ってきたな...と安心します。

 

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自分が住まう街での地域デザイン「こすぎの大学」(その11)~全国のソーシャル系大学が集結

僕が住まう街、神奈川県川崎市。
その川崎市で急速に再開発が進む街、武蔵小杉。僕は、武蔵小杉で2013年9月から「こすぎの大学」というソーシャル系大学を仲間と企画運営しています。

 

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「こすぎの大学」は、毎月第2金曜日の夜、武蔵小杉に住んでいる・勤めている・関心のある方々が集う"学び舎"です。毎回、武蔵小杉に関わりのある方が"先生役"として登壇し、武蔵小杉での活動事例や想いを語っていただき、その後、"生徒役"である参加者同士が対話を通じて武蔵小杉の魅力を再発見すると同時に価値創出につながるアイデアを共創します。小学校のように4時限の授業形式でワークショップを進めることで、オトナがコドモのような純粋なキモチで街づくりを楽しむ、それが「こすぎの大学」です。


「こすぎの大学」のようなソーシャル系大学は、全国に71校存在するようです。(※1)


2015年より全国のソーシャル系大学が一同に介してお互いのノウハウなどを共有するコミュニティカレッジ・バックステージ(CCB)が開催され、「こすぎの大学」も参加しています。2015年は神戸モトマチ大学、2016年は柏まちなかカレッジ、2017年は土佐志民大学、2018年は信州アルプス大学がホスト校となり、それぞれのお膝元で開催。土地柄を活かしながら全国各地で様々なコミュニティ活動がされているんだと実感します。


2018年6月に信州アルプス大学がホスト校となり、長野県塩尻市で開催された第4回CCBでは、全国にソーシャル系大学が広がることを願って「CCB虎の巻」を作成しました。「CCB虎の巻」には全国で活躍される方々のノウハウが凝縮されています。

 

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「授業立案・運営方法」「運営(資金繰り・スタッフ・組織運営)」「集客(宣伝・広報など)」「これからのソーシャル系大学の在り方」の4つの視点でノウハウをまとめました。
例えば、「授業立案・運営方法」のノウハウとして「遊び心を持つべし」「言いだしっぺがコーディネートすべし」とか、「運営」では「スタッフの得意なことを役割にあてるべし」「スタッフがやりたいことを実現すべし」「スタッフも楽しむべし」とか、「集客」では「勝手に大学なので、目的は集客ではないのだ」「無理したら、続かないですよ」「“集める”のではなく“集まる”を意識すべし」という感じ。

 

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全国から集まったオトナたちが楽しく真剣にワークショップに向き合う姿は、コドモのような純粋さを感じました。ソーシャル系大学だからと言いながらも公共の大学ではないのです。誰かのためでなく、自分のため。自分が学びたいから、多様な人たちと繋がりたいから作ったコミュニティがソーシャル系大学。そんな活動の原点を思い出させてくれたCCBでした。
誤解がないように書くと、誰かのためでなく、自分のため。だからと言って、自分だけのためではない。自分のためが誰かのためになっている。つまり、自分たちのため。利己が利他に繋がっているということ。大切なのは、自分がやりたいか?自分が楽しみたいか?自分が楽しんでいるか?。


これってソーシャル系大学の企画運営だけでなく、地域活動や会社の仕事も同じように感じませんか?
「自分事=自分たち事=地域事」「自分事=自分たち事=会社事」になると、豊かに生きていると感じませんか?
さらに、その先に“社会事”があるんでしょうね。そんなことに気づかせてくれたCCBでした。

 

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(※1) コミュニティカレッジ・コンソーシアム(CCC)調べ。2018年6月時点。


「こすぎの大学」ホームページ・facebookページ
https://www.kosuginouniv.com/
https://www.facebook.com/kosuginouniv

 

写真提供: 信州アルプス大学

大雪でも実施した「こすぎの大学」

今から5年前のバレンタインデーは大雪でした。忘れられない一日。デキリーマン風からダメリーマン風に一変した一日。

 

3x3Laboでリモートワークをし、夜は「こすぎの大学」。帰宅難民にならないように東京でのイベントの多くが中止となる中、地元だからこそ開催できた「こすぎの大学」。帰宅難民にはなりませんでしたが、懇親会を終えての帰路ではビニル傘が折れてしまい、膝まで埋まる程の雪をかき分けて帰宅した時の自分の姿の異様さにビビりながらも笑いが止まりませんでした...。

 

 

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負け惜しみのバレンタインデー

働き方改革でオフィスがフリーアドレスに。誰がどこに座っているかがわからない。だからチョコを貰えなかったっぽい。仕方ない。働き方改革でペーパーレスを推進中だからチョコレスも推進。納得...。
フリーアドレスになる前の昨年も貰えなかったけど働き方改革を先取りしてたんだ。これも納得...。
チョコを食べなければカロリーゼロ。

 

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