NECの仲間を誇らしく感じた時間
フェリス女学院大学 春木良且教授の講義「女性×社会起業」で、NECが社会価値創造に取り組む姿を紹介する機会を頂戴しました。
クロスフィールズさんが提供する「留職」プログラムを活用してインドネシアを訪れ、現地のゴミ山を目の当たりにした松葉明日華さん。想像を上回るスケールのゴミ山。ゴミ山が崩壊して多くの尊い命が失われ、規模の大きさから村自体がなくなったこともあるとのこと。ゴミ山が生み出す数々の課題を解決すべく動き出した松葉さん。分別されずに様々なゴミが集積されたゴミ山でなく、ゴミ山の源泉である家庭でゴミ分別することに着眼し、松葉メソッドというアイデアで課題解決に着手。松葉メソッドの実証実験に協力してくださった幾つかの家庭に生じた意識変革。帰国後、改めて自費でインドネシアに訪れた際、実証実験に協力した家庭が村の他家庭に松葉メソッドを勧めてゴミ分別が村の習慣になりつつある光景を見て感動した松葉さん。松葉さんの思いと行動が、インドネシアの方々の意識変革、行動変革につながり、ゴミを分別するという文化になりつつあるという体験談。
今後は、留職という枠でなく、NECのビジネスで実現すべく、日々挑戦していると力強く大学生にメッセージされた松葉さん。
NECの松葉さんの社会価値創造に取り組む姿を受けて、NEC全体で社会価値創造を推進していることを「NEC Vision 2019」を用いながら説明したチームメンバーの藤田あゆみさん。「ボランティアには限界がある。企業がビジネスとして取り組むことで持続的に社会課題の解決に取り組むことができる」と、社会課題の解決にはビジネスは不可欠なんだと、CSV(Creating Shared Value)を学生たちにわかりやすく、自分の言葉で語る姿。
そんな二人の姿を後ろから温かい眼差しで見つめるNECの「留職」第1号 安川展之さん。
三人の姿を拝見して感動すると共に、自分自身も三人のように真摯に現実に向き合いながら挑戦し続けようと感じた場でした。そして、何よりもNECの仲間を誇らしく感じた時間でした。